19おまけ
紫野茜様からのプレゼント
尚、作品の著作権は紫野茜様にあります。無断引用無断転載は、厳禁です!

Penguin's Cafe
『紫野茜支店のお客様』

もしも、この二人が紫野版Penguin's Cafeを訪れたら…


「まったく、さっきから見ているけれど、イライラするねぇ〜。
 もっとしゃっきりしたらどうだい?お兄さんさぁ『彼女には、なってくれないの』って
 お嬢さんに何を期待しているんだい。黙っていちゃ、気持は伝わらないよ。
 それとも何かい?『僕たちは、黙っていてもお互いの気持ちが分る』と、でも言いたいのかい?馬鹿じゃないの?
 それこそ、甘えんなだね。散々、たくさんのお嬢さんの気持ちを踏みにじっておいて
 自分は、何様のつもりだい。そんなに自分はいい男なのかい」
 さきほどまで、面白そうに眺めていた沙耶花さんが口を挟んできました。
 そのあまりの剣幕に正志と呼ばれていた青年は、目をきょろきょろとさせました。
 どうなんだい。と、詰め寄られて「あっ、ああ〜」「はっ、はあ〜」と、言葉になりません。
「あの、正志は優しすぎるんです。だから・・・」
「スト〜ップ。そうやって、お嬢さんあんたが、かばうからこの男は何も言わないんだよ。
 黙っていても、あんたがどうにかしてくれるってね。
 それにコイツの何処が優しいんだい。ただの優柔不断のふにゃふにゃ男じゃないか。
 あんたもあんただけどね。
 いつまでもこの生ぬるい優越感に浸りたきゃ浸っていればいんだよ」
「優越感って・・・・・・」
 彼女は、それ以上言葉が続かなかった。
Fin

著作:紫野 茜様


【後日談】

「お〜や、あの二人上手くいったのかい?
 当然だよ。私は、幸福配達人の麗しの薔薇の沙耶花さんだよ。
 彼氏の方が私に惚れちゃったら、あのお嬢さんに申し訳ないと思ったんだけれども、
大丈夫だったようだね」
Fin

 ごめんなさい。沙耶花さんたっら(怒)本当に厚かましいんだから・・・。
 ちなみに沙耶花さんは、おしゃべりさんなので(Episode3参照)面白おかしくしゃべっているはずです。(-_-メ)

 実夏ちゃん正志くんごめんね。創造の母 紫野より。

*もうね。紫草、笑いすぎて、久し振りに笑って涙出ました。
 でも楽しくて読み耽っております。
 どうしてもUPしたかったので、オープンな場所ではなく小さくリンクってことで。
 お店の設定等は本家サイト様をご訪問して戴くということで、今回は戴いたものをそのままUP致しました。
 紫野様からの宝物です。どうぞ、お楽しみいただいて一緒に笑って下さいな。 紫草 拝
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