〜花舞〜

一面の すすきの穂 撓(たわ)み
十五夜を待ちわび 萩咲ける


夕刻
西空に浮かぶ 白い月
日々
月は丸みを佩(お)び
中秋に備え 支度する

愛でる月
うさぎ等は 何の支度をしようや
名月は・・
人に 何を魅せてくれようか――

著作:紫草

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